本当に久々にリニア鉄道館へ行ってきました。
忘れないうちにいろいろと覚えているところを書き留めておこうと思います。訪問日は2017年5月28日です。
前回訪れたのがいつだったのかわからない程度には前の訪問だったようです。2016年6月1日に在来線運転シミュレーターが抽選なしになっているのをついこの前知ったので、本当に1年くらい来ていないことになりました。今回久々の訪問です。
ついたのは10時。それなりに待つ人を見ました。
あおなみ線、金城ふ頭に9:54着の列車、ざっと見渡して乗車率が65パーセントくらい。日曜の晴れの日にこれでは…という心配が募ります。
乗客の流れは、7.5割がレゴランド方面、1.5割がリニア鉄道館、残りがその他って感じかなぁ…
エントランス。
ここで係からパンフレットがもらえます。
これに、新幹線シミュレーターと在来線車掌シミュレーターの抽選券がついているもので、1人1冊しか日本語版パンフレットがもらえないことになっている感じです。
これちょっとしんどいですね。万が一濡れてしまった、とか、パンフを土産にしたい(いるのか知らないけど)とかが、無理なんですね~。英語版は自由でした。
とりあえず入館して、抽選を投函。これ、とにかく倍率低いので、家族で来たんなら、全員同じ回に投入して確率を上げたほうがいいと思いますね。
シミュレーター抽選は6回ありますが、最初(10時半~12時)と最後(16時~17時30分)だけが90分で6枠あり、それ以外は1時間刻み4枠です。
また、最初の抽選のみ、開館から一定人数で抽選受付を切るので、一番当たりやすいといえばそうなると思います。
昔は6枠4回抽選だったんですが…いつ変わったんだ…?
結果ですか??
あたるわけないじゃないですか。はっはっは
いや、それなりの人数が応募して、6枠ですからね…
新幹線は時間をずらして投かんしましたが、こちらも4枠のみなので、むしろ当たるわけないんですよね…前より難度上がったんじゃないか…?
シミュの話はあとに回すとして、まずはシンボル展示。
C62-17、300X、MLX-01が展示されています。
ここの博物館のコンセプトはざっくり言って、「鉄道高速化の歴史とこの地域の鉄道」なので、こういうもの、C62-17はSL最速なんですね。昔東山公園に野ざらしで置いてあったのを知っているので、こうしてシンボルになっているのは感慨深いものも感じます。
ここには最初に入る場所ということもあり、オープニングムービー的なものも定期的に上映されていますので、これもまた一見の価値あり。
超えると展示室。いきなり開放的になります。自然光を取り入れる形なので、かなり優しい光の加減。
そりゃあ京都や大宮に比べたら展示スペースは小さいし、殺風景だという人もいるとは思いますが、東海地区にいた、というのが主題だし、貴重な車両もごっそりいるのでよく見ていくと楽しいですよ。
323-9001(300系J1編成)とか、300系大好きなのでずっと見てしまいます…好き。
シミュレーターたち。
在来線運転は100円1プレイ、車掌、新幹線は500円。高く感じますが、はっきり言ってクオリティとしては申し分ないので、当たったらほんとぜひやってください。
新幹線はこれまで1度も当たったことがないので何も言えませんが、すれ違いなどの挙動があるともっともっと本格的…?いや、10mの曲面スクリーンに、ほんまもんの車両のカット、そして完全仕様のコクピットなので十分でしょう。
東海道新幹線の285㎞/h運転開始により、リニア鉄道館のこれも285㎞/hで運転が可能になっています。
東海道新幹線のデジタルATCもしっかり健在。最後ATC確認操作も行うあたり本格的。
在来線車掌。313-1を模したもの。車掌スイッチ、促進音、マイク、連絡ブザなど全部本物。
とはいってもカットモデル縦にカットなので、出口が全部左側になりますが。
忍錠も入り位置固定。乗務員室ドアも重いため固定。本格派を目指したい人は物足りないと思うかもしれませんがそんなことありません。
やってることだけで十分本格派です。ぜひとも「ドア、ホーム、オーライ」とびしっと決めてください。
在来線運転。
211系4台と313系4台。いずれもデスクタイプ。大宮の運転士体験教室用のものに近いです。
また、基本的にはCGでの映像です。
211は3+3の6両、313は2×3の6両。状態表示灯に「全車」とかあったので、313系3000番台か1300番台、211系も5000番台なので、神領区を意識しているのでしょうか…
路線は架空の区間。2路線あるようで、8分半と10分半の路線。10分半のほうが難易度は高い感じがしました(確か車掌シミュは10分半の路線)
これ、EBがきちんと動作します。
EBってのは、1分間操作がないと警報が鳴って、5秒以内に止めないと緊急停止するもの。居眠り防止や、急病で操作できなくなった時の安全確保。
これはさすがに驚いた。
実際どうなんだろうと思って今回あえて1分加速しっぱなしというのをやったんですが、連絡ブザー音でしたが、鳴動しました。これ、最初の説明で触れてくれないんですよね。
大宮のシミュレータはEBないですし、運転士体験教室も確かありません。京都は1回しかやれていないので何とも言えませんが…
しかもしかも、313だと誤操作防止のボタン(押さないと力行位置に持っていけない機能)まで機能しています。デスク周りや操作性で言ったらかなり本格的。
ただ、Tc車再現にしてるためモータ音はなくてもしゃーないとして、ドア開閉音だけは頑張ろうぜ…と思います。
シミュレータの近くにあるのは、超電導リニアのコーナー。
時速500㎞を疑似体験できるシアターがありますが、これがなかなか本格的。
座席も営業用L0系のものを使用しており、窓側にも映像が流れ、浮上時、タイヤ走行時の走行挙動を体感することができます。
開館当初は割と夢の超特急感がしましたが、いよいよ実現が見えてきたのもあり、なかなかなじみが出てきたのでしょう。そんなわけで人気が再燃しているところともとれるかもしれません。
収蔵車両コーナー。
今ではもう見られない建築限界測定者、懐かしのクロ381系など、貴重な車両がこれまた勢ぞろい。
まあ、新幹線の中間車両をそこに入れるのはなぞっちゃ謎なんですけど…
現在ドクターイエローの軌跡という企画展を行っています。これもまた、貴重な資料が目白押しで、一見の価値ありです。
リニア鉄道館。
名古屋駅から金城ふ頭駅まであおなみ線で24分。ノンストップだと20分。
入館料は大人1000円。10時から17時30分まで。火曜休館。
ぜひ一度行かれてみては?
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