名古屋駅の前に建った大きな建物。
JRゲートタワー。
この1階部分に設けられた新しい施設が、新市バスターミナル。
実際に利用してみると、かなり疑問がわくことになる。
それについて迫っていこう。
私は市バスを使って自宅へ帰宅しているため、名古屋駅のバスターミナルはよく利用している。
如意車庫前へ行くため、名駅12が止まるのは7番乗り場。
JRの駅、地下鉄の駅、ここから延々端まで歩く。
歩いていく。バスまで時間がない。足を速めよう。
汗が出てきたぞ。
あっ、トイレに行きたい…そうかトイレないのか戻らなくては…端っこか…
そろそろバスの発車時刻だろうか…アナウンスなんもないな…
7番乗り場まで歩き切る。バスが止まっている。列の人はみなバスに乗り込んでいた。
慌てて自動ドアをくぐる。定期券をタッチすると同時にドアが閉まる。
危なかった。
端的に名古屋駅でバスに乗るとなると、このような流れになる。
なぜなんだろうか。
こうじゃないかと思っている。
①バス停への入り口位置が偏っている。
JRの元あったタワーズのところ、JPタワーから3か所という感じ。
そう。JRからは南側一か所、JPタワーからも、北東と南東という具合。
北の出入り口がほとんどない。
この期に及んで、最北にもバス停はあり、そこには頑張って徒歩で行くほかない。
挙句、コの字配置をしていることもあり、どこから入っても、出入り口がない側には延々歩かなくてはならない。
JR直結の西側にバス乗り場12~7、北に6、JPタワー側東側に5~1がある具合。
西側乗り場には出入り口がまるでないため、長距離を徒歩より出でて歩くほかないのだ。
こうなると、とにかく遠い。
これでバスで満席で立つしかないとなったらなんだかなぁという気分だ。
5~1乗り場には初めからJPタワーから行くことを狙う方がよさそうである。
②空調問題
この建物、2つのビルにまたがってできたがゆえに、空調がない。
密閉できないため、効率は確かによくない。
今年、初めての夏を迎えているが、とにかく暑い。
団扇が手放せない。ここ屋内だよな…?と思ってしまう。
しかも本数や発着順番の関係で、結構ギリギリまでバスは来ないこともある。
そうなるともう、風通しの悪さも相まって汗が噴き出してくるのだ。まして、乗り遅れそうでダッシュなどしようものなら、汗だくでバスに乗り込むことになる。
2つのビルの狭間からは外の空が見える所もある。
雨が横殴って降ると、入ってきそうだ…
壁面も一部はコンクリート打ちっぱなしというのもあり、なんだか寒そうに感じてしまう。
③スピーカー問題
バスターミナル到着音声アナウンスは、栄BT同様に設置されている。
しかし音声が流れるのはそのバス乗り場の直上スピーカーのみ。
発着本数がとにかく多い名古屋ならではかもしれないが、これはう~んと考えてしまうところがある。
バスは本数が少ないので、結構案内が命取りだったりするのだ…
今年、初めての冬を迎える。
果たしてどのようになるのか。今後を見守りたい。
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